イギリス生活

イギリスボランティア留学体験談<募金活動編>

こんにちは。

イギリス在住のかおりです。

今回は、イギリスボランティア留学中にレジデンツと募金活動をした時の事を書いていこうと思います。

私が働いていた施設では数か月に1回くらい、募金活動(Fund-raising activity)をしていました。

車で隣町まで行って募金を集める事もあったし、施設から歩いて行けるスーパーの前に立って行うこともありました。

初めて募金活動をした時に、私はとてもビックリしました。

何にビックリしたかと言うと、通りかかる人みんな、ポンポンお金を入れてくれるんです。

ただ募金箱を持ってスーパーの前に立ってるだけで。

日本だと「募金お願いしま~っす!」とか声を張り上げる感じなのに。

お店に入って行くお客さんの中には

「今、小銭がないから買い物した後であげるから待っててね。」

と言ってくれる人も結構いました。

レジデンツが持っている募金箱に入れてくれたと思ったら、隣に立ってる私が持っている募金箱の両方に入れてくれたりします。

小学生くらいの子どもが入れてくれたり。

すごく人の温かさを感じました。

イギリスは日本より助け合いの精神が強いのかな?とも感じました。

タバコを良く吸うレジデンツが募金活動中にタバコを吸おうとしました。

私はビックリして、

「えっ? 今、タバコ吸うの??冗談でしょ?」

と言ったら

「吸うよ。Why?!」と言ってきた(笑)

「帰る時にしなよ~」と言ったけど、吸いたくてしょうがないようです。

そのレジデンツは事故で頭を打った後遺症なのか、物忘れも多いが1つ気になると、その事しか考えられないので、言っても無駄でした。

とうとう募金活動中にタバコを吸い始めちゃった・・・(笑)

それなのに通りかかる人達は、お金を入れていってくれます。

タバコを吸ってる事なんて気にもせず。

しかも「寒いのに大変だね。たくさん集まるといいね~。頑張って 」

なんて暖かい声までかけてくれる。

どーなってるんだ?この国は?!

と思いつつも、なんか自由でゆる~い感じがいいなぁ~と思いました。

異国の地で募金活動を通して、人の暖かさや優しさを感じました。