こんにちは。
イギリス在住のかおりです。
今回は先日書いた、グラストンベリーに続いてセント・マイケルズ・レイライン上にある「エーヴベリー」について書いていこうと思います。
イギリスのストーンサークルと言えば、ストーンベンジがとっても有名ですね。
でも、そのストーンヘンジから北へ約30kmくらい行くと、ストーンヘンジの数十倍の規模を誇る巨大なストーンサークルのエーヴベリー(Avebury)があります。
このエーヴベリーもユネスコの世界遺産に登録されています。
そして、ナショナル・トラストによって管理されています。
ストーンヘンジはロープがはられていて石の近くには行けず、直接触る事は出来ません。
ストーンヘンジには3回くらい行きましたが、いつも観光客でにぎわっていて、人がたくさん。
それに比べエーヴベリーは、人があまりいなくゆっくり見て回るのには最高です。
そして石に直接触ることが出来て、かなり開放された状態です。
そして入場も無料!!
サークル内に村がすっぽり入ってしまう大きさで、サークルの中にさらに小さなサークルが2つ残されています
小さいと言ってもストーンヘンジよりは大きいです。
ストーンサークルの中を散策するとあちこちに高さ数メートルの保存状態の良い巨大な石があります。
遺跡の近くには発掘品などが展示されているアレキサンダー・ケイラー博物館(Alexander Keiller Museum)もあります。
あちこち寄り道をしながら行ったので着いたのが夕方。
駐車場の時間18:30までなので、博物館を先に見てから、ちょっと早歩きでサークルを見て回りました。
かなり広い・・・
天気は曇りでイマイチでしたが、とっても気持ちの良い場所でした。
この木の根っこすごかった。
石に登ったりさわったりしながら、あちこち回っていて気づいたら18:40駐車場が閉まっちゃう~、ヤバイと思いダッシュして駐車場に向かいました。
係りの人が出口で閉めようと待機してました。
まだ車が4台くらいありましたが、私たちが出た後にゲートが閉まりました。
ギリギリセーフ。
サークルが大きすぎて、サークルっぽい感じの写真は撮れませんでしたが、エーヴベリーはかなりオススメ。
今度は時間のある時に、ゆっくり回りたいなと思っています。
エーヴベリーに行く前にちょっと寄り道をしたので、少し紹介します。
石灰岩の丘陵地帯に書かれた地上絵で、フィルヒガー、丘絵、ホワイトホースなどと言われています。
ウッドヘンジ(Woodhenge)と言う名前の木でできたサークルがありました。
何の為の物が良くわかりません。。。
シルベリー(Silbury Hill)と言うのがエーヴベリーの近くにあります。
このシルベリーヒルは、標高40mくらいでヨーロッパ最古で最大の人口の丘と言われてます。
紀元前2500年頃と予想され、建造目的は不明のようです。
ピラミッドや古墳のようなものなのかな?と思いましたが埋葬の形跡はみられないと言う事なのでナゾです。